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2006/08/11 ベトナム ホーチミンシティ 堪能編

ベトナムの最初の夜はホテルの広いベッドのおかげか、自宅より深い眠りにつくことが出来、朝5時にはすっきり目覚めた。

シャワーを浴び、ホテルの朝食へ。
どこか地方のちょっとくたびれたホテルのレストラン(食堂っぽいが)だが、バイキング形式に並べられた料理はなかなか美味しい。揚げ物とか朝から食べると胸焼けししそうだが、何故かあっさりしていて胃に優しい。

窓からは眼下にサイゴン川が見え、その手前の通りをバイクがせわしなく街の中へ入ってくる。
saigon river

天気は曇り。だが時折晴れ間も見える。
8月のHCMCは雨期ということだが、ずっと日本の梅雨のように雨が続くような感じではないようだ。

部屋に戻り、身支度をする。今日一日はHCMCをゆっくり見て廻ろう。

昨晩、ライトアップが綺麗だった市民劇場(もともとはフランス統治時代のオペラハウス、南ベトナム時代は国会議事堂、現在はコンサート、演劇のホール)を抜けて、HCMCの観光の目玉とでも言うべき統一会堂に向かうことにした。

ベトナム戦争中には南ベトナムの大統領官邸として使われ、この建物に解放戦線の戦車が正面の鉄柵を破り進みいわゆる「サイゴン陥落」の歴史の舞台となった場所である。

バイクタクシーのおっちゃんどもの客引きをかわしつつ、徒歩でゆっくり統一会堂へ向かう。日が昇るとともに天気も晴れてきた。気持ち良い風も吹く。日本にいるより過ごしやすい。

それにしてもやはりバイクの量には圧倒される。ノーヘルは当たり前、さらには3人乗りやら4人乗りまでのアグレッシブさ。そして頭上には通りを横断する電線のありえない数量(笑)


街中にはかわいいPOPな看板もあったりして。


・・・のんびりと街の雰囲気を味わいながら「統一会堂」に到着。


エントランスの横には当時の戦車が展示されていて


その横では小学生が課外授業で遊んでいる。



統一会堂の中は所々に高価そうな絵画や日本風の屏風画、中庭には中国風?の庭園など様々な文化が混合されていて興味深い。一方で屋上にはヘリが展示されていたり、階下には通信施設が暗い部屋に展示されていて、ここで戦争があったんだ、という現実に引き戻される。

付近をぷらぷら歩くとフランス統治時代の聖母マリア教会の荘厳な建物があったり



(とその前を歩くベトナミーズのお嬢さん)

そのすぐ傍に中央郵便局のヨーロッパの鉄道駅舎のような建物があったり。西洋文化がアジアの中に違和感無く混じり合っている。「東洋のプチ・パリ」と呼ばれるのも納得、である。

郵便局前では男の方お二人が仲良さげに腕組んでいる。
ゲイさんは何処にでもいるんですね(笑)

映画館も発見。

日本でも公開中の「パイレーツ・オブ・カリビアン」の看板が普通にあるのには驚き。でもやはりアジアンパワーを注入したようなベトナム映画の看板のセンスの方が一枚も2枚も上手だ。


バス停の色使いビビットです。



ベトナムの生協のような「コープ・マート」で食料品などのお土産を買う。
しかし、0000・・・と0が大量につく値札には相変わらず慣れない。

1回ホテルに戻り、ホテル傍のレストランで食事を取ることにした。

タイガービール(これはシンガポール産だが)でのどを潤し。


揚げ春巻き Cha Gio
age

鶏肉の炊き込み御飯 Com Tay Cam


を食す。

いずれも頬が落ちるほどの美味さ。しかも量が半端じゃありません。
ある意味「食い倒れの街」です。HCMCは。

昼食後、目星をつけていたグェン・ティエン・タット通りにある楽器屋までタクシーで移動する。ベトナムのタクシーは初乗りが12,000ベトナムドン(VND)位から。1000ドンが約7円なので大体100円くらい。安い。

この時のタクシーの運ちゃん、ちょっと運転が下手で(笑)


割り込みまくるオートバイに「・・・おーとばい〜・・・!(若干キレ気味)」の独り言を発しまくる。私が「HCMC is Crazy Town!」って言ったら苦笑いしてた。

そうこうするうちに無事に目的の通りに到着。ここグェン・ティエン・タット通りは楽器屋やCD屋があったりとちょっとした「御茶ノ水」みたいな通り。私はベトナムの民族楽器であるDan Bau(ダン・バウ)を購入するべく寄ってみたのである。とりあえず目についた楽器屋を覗いてみた。

店は非常に狭い。販売スペースは6畳も無いだろうか。天井から所狭しとギターが吊るされている。エレキは無し。アコギだけどまあお世辞にもいい楽器とは言えない(笑)
店の地べたに座り、熱心にギターのネックを削っているベトナムのギター少年風店員(少しロンゲ気味)二人にとりあえず話し掛ける。

・・・英語が全く通じない(笑)。

ゼスチャーでなんとか意志の疎通を図るも無理な感じ。ひとまず別の楽器屋に向かう。

こちらは店のつくりは同じくらいの広さだが、天井からはヴァイオリンが無数のように釣り下がっている。それらはお世辞にもいい楽器には見えない(笑)
店員のお嬢さん二人にに聞いてみる。

h2:「ダン・バウ」って楽器が欲しいんだけど。

店員A:(笑)→私の発音が可笑しいのかケタケタ笑う。ベトナム語は発音が難しいのだ。

h2:んーと「ダン・バオ?」ってのが欲しいんだけどさ。

店員A:(更にケタケタケタと笑う)

店員B:・・・「ダン・バウ」でしょ?あっちの楽器屋に置いてるわよ?(指差す)


・・・さっきの店ジャン・・・。


h2:オーケー、さんきゅー。じゃ、ちょっと行ってみるね。

お嬢さんにお礼を言い、さっきの店に戻る。

と、なにやらオーナーらしきオッサンとギター少年二人がベトナム語で談笑している。
私に気づいたらしくオーナーと少年が私の顔を見てこそこそ話している。しばらくしてオーナーはバイクでどこかで行ってしまった。

ギター少年にダン・バウ欲しいんだけど、ともう一度言うとなんとか解ってくれたようだ。
で、店の奥にあったダン・バウを出してもらう。アンプに繋ぐとなかなか良い音である。

いくら?と聞くと、60ドルという。
120円だとして7000円かあ、ちょっと高い。
50ドルにしてよ、というとダメという。
じゃ、何ドルならいいのさ。
55ドル。
・・・うーん、(下調べした金額ではある)まあ相場かなあ。じゃ買うよ。

OK、さんきゅー。



・・・つーか、君達、英語解るじゃん・・・。



ケースも着くし、替えの弦も付けてくれたし、最後には少年二人と固い握手をして別れた。

とりあえず「ぼったくられた」とは思いたくは無いが、真相はいかに。



で、ダン・バウとは・・・


(以下マニアックな説明かも)1本の弦を張った弦楽器で、弦のナチュラルハーモニクスを専用のピックで出し、ボディの上にあるアームの部分をテンションかけたり、緩めたりで音程を替える仕組み。現在は電気化されアンプで音を出す。

ジェフ・ベックのアーミング奏法の元ネタとも言うべき楽器です。
(帰宅してから音だししてみましたが思っていたより格段に難しいです)

youtubeに演奏されている方の映像がありました↓


※この楽器については今後またレポートする予定です。

次にCD屋に行ってみた。

地方のレコードショップのような小さな店構え。ベトナム語の表記は解らないがとりあえずUSAやUKものとかはコピー商品です(笑)唯一の正規盤らしきものはベトナム大衆歌謡もの?

店員:なにか探してるの?(結構英語が上手い)

h2:うーんとね、ベトナムのインストものとかある?ジャズとかロックとかの要素の入ったもので・・・。

店員:あー、ベトナムのポピュラーなものだと歌が入っているよ。それでも良い?

h2:そうですか・・・じゃあ、歌ものでもいいからお薦めってある?

店員:これとかいいかもよ!(以下略)

などとやり取りをし結局4枚のCDを購入。

一枚はベトナム男性なのに何故かカウボーイ風ジャケ(謎)もう2枚は女性もので、
あとクラシックですがベトナム女性ギタリストものも購入。
装丁はかなり綺麗ですが、中の音は良くない(笑)

でも一枚35000〜40000VNDなので、日本円換算だと300円は確実に切っている値段。激安。

そろそろ夕方だ。


その後、国営の百貨店(雑貨屋が多数入っている)でお姉さん方と熾烈な値引き戦をし、夕飯にはまたしてもフォーを食い、ホーチミンのジャズクラブSax'n Artへ向かう。

その途中、本屋でダン・バウの教本を物色。すると色々な歌本を発見。ビートルズはもとより、ビージーズとかアバとかカーペンターズがででんと置かれている。


Sax'n Artはベトナム人サックス奏者、チャン・マイン・トゥアン氏がオーナーのジャズクラブ。最初、バックバンドだけの演奏だったのだがこれがかなりダメダメ(笑)。定番のジャズスタンダードをつまんないアドリブ絡めながら演奏する。

退屈だったのでそろそろ返るかなあと思い始めた頃、チャン氏登場。
一気に空気が変わる。テナーサックスでのドライブするヴァップフレーズ、ソプラノでのヴェトナムにインスパイアされたアジアン・ジャズ。素晴らしいサックスを聴かせてくれた。
その後、何故かアメリカ人ゲストのブルースハープ吹きが「お呼びで無い」感じで場を汚しはじめたので退散する。帰りしなにチャン氏のオリジナルCDを2枚購入。

そろそろ23時を過ぎようとしているので、ホテルへ戻ることに。

今日はかなり「濃い」一日だったなあ。
明日はどうしようか・・・。

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コメント
こんにちは。年末にホーチミンに行きます。
Sax'n Artの場所を詳しく教えていただけませんか?住所が28 Le Loi St.ということはわかったのですが、具体的に周辺に何か目印になる建物とかありますか?
また、楽器屋さんなどの有るグェン・ティエン・タットについても、どのあたりなのか教えていただけるととてもうれしいのですが。
手元に有るガイドブックに限界があり、お手数をおかけしてすみませんが、どうぞよろしくお願いいたします。*^^*
  • LaLa
  • 2006/12/22 3:17 PM
>LaLaさん
はじめまして。
Sax'n Artの場所ですが、特にまわりには目印が無かったような気がします。アイスクリームで有名なケム・バクダンの近くだったような。文房具屋さんが多く並んでいたような気もします。結構ちゃんとした店構えなのですぐわかると思いますよ。
私は「地球の歩き方」の地図を頼りに行きました。参考になさってください。
ちなみにSax'n Artのサイトはこちらです↓
http://www.saxnart.com/modules/general/index.php

楽器屋さんのある通りはグウェン・ティエン・タット通りはグエン・ティ・ミンカイ通りをひたすら西の方へ(チョロンのある方角に)行き、リタイトー通りと交差する大きなロータリーのすぐ横の通りでした。もし解らなければ現地の本屋さんなどで地図を入手するといいかもしれません。
ただ楽器のクオリティはあくまでも「お土産」レベルかもしれません(今思うと)。

参考になりましたか?
もし何か解らなければなんなりと。
  • h2@noise_eraser
  • 2006/12/23 1:43 AM
早速のお返事、ありがとうございます。教えていただいたHomepageから大体の場所を把握することが出来ました。どうもありがとうございました。旅行から戻って来ましたら、またご報告させていただきます。
では、A Happy Merry Christmas!! 
  • LaLa
  • 2006/12/23 2:01 PM
>Lalaさん
いえいえどういたしまして。
少しでもお役に立てればこちらとしても嬉しいです。
素晴らしい旅になるといいですね。
私もベトナム、行きたいなあ。。。

Merry Christmas!
  • h2@noise-eraser
  • 2006/12/24 2:14 AM
一昨日、ベトナムより戻りました。
教えていただいたSax'n Art、行ってきました。Mr.Tuanは、Amazing Saxophone Playerですね。ソウルでもこれほどレベルの高いSaxophone Playerはまれかと。(日本はどうでしょうか?)その音色にひかれて、ホーチミンに居た夜は毎日、3回も通いました。^^そして謙遜だけれど、気さくで、茶目っ気のある彼の人柄もとても好感が持てました。また、彼の演奏を聞きにホーチミンに行きたいくらいです。ご紹介くださり、本当にありがとうございました。*^^*
  • LaLa
  • 2007/01/09 12:33 PM
Lalaさん

ベトナムよりのご無事な帰還何よりです。

Sax'n Art、堪能されたようで羨ましいです。
彼は本当にいい人ですね。私も訪れた際にちょっとだけ話したのですが、とても気さくな方でした。

ベトナムだけにとどまっているのは惜しい人ですよね。日本でもなかなか彼のような心のこもったサックス奏者は少ないと思います。
彼のworldwideな活動に今後は期待したいです。

lalaさんもこれを機にますますベトナムにハマってください(笑)
  • h2
  • 2007/01/09 12:58 PM
ベトナムに300名収容の舞台、照明等が完備している劇場をご教示下さい。岡山より演劇集団(6名)を連れて行きたいと思います。NPOですので、廉価のところがいいです。
  • 高橋 義雄 Takahashi Yoshio
  • 2008/09/21 12:06 PM
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