<< 2006/08/12 ベトナム ミトー メコンデルタ編 | main | Bakers Dozen by Baker Brothers >>

スポンサーサイト

  • 2012.08.20 Monday
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています

2006/08/13 ベトナム ホーチミンシティ War & Peace 編

ベトナムで迎える朝も3日目である。

今日は日曜日。街中に入ってくるバイクの交通量もいつもより少ない。

昨晩、いろいろ考えたのだが、初日に行かなかったホーチミンの街を歩こうと決めた。

ホテルからはサイゴン川がすぐそこに見えたのだが間近で見てなかったので行ってみることに。

間近でみるサイゴン川はメコンと同じように茶色である。
岸辺はどこか浅草近辺の隅田川のような風情。



川沿いにあるごみ箱は何故かペンギン。
他の場所のごみ箱も何故かペンギン。
ベトナムとペンギン、何か深い関わりがあるのだろうか?


活気溢れる大衆食堂を通り

ふらふら歩いていると市民劇場の前で中学生?が吹奏楽を演奏していた。

見物客はほとんどバイクに乗ったまま見ている(笑)

さて、初日に行かなくて、是非足を運びたいと思っていた場所がある。

戦争証跡博物館

約30年前に終結したベトナム戦争の博物館である。
入場料1万ドンを払い、中に入るとアメリカ軍が使用していた飛行機が静かにたたずんでいる。


館内に入るとドキュメンタリーヴィデオが流れ、従軍写真家達が撮影した凄惨な写真の数々が戦争の現実を我々に静かに語りかける。


その中で故沢田教一氏が撮影し、ピューリッツアー賞を受賞した有名な作品「安全への逃避」がメインに展示されていた。


銃弾を受けたカメラのパネルの下には世界各国の行方不明者の写真が。


館の外には戦車や砲台なども所狭しと展示されている。


本館らしき建物に入ると「ゲルニカ」を彷彿とさせる絵、枯葉剤による被害の状況を伝える目を覆いたくなるような写真の数々、さらには奇形胎児のホルマリン漬けが展示されている。

これが現実に起こった(起こっている)ことなのだ。
心臓のビートが早まり、背筋が凍る。

日本でいえば「原爆資料館」というところか。

他の観光客の中には写真を撮る者もいるが、とてもじゃないが私は写真を撮る気にはなれない。

別室にはこれらの展示類をみた現代のベトナムの少年、少女達がかいた絵画の数々が展示されていた。

改めて「戦争」というものを深く、深く考えさせられた体験であった。



タクシーに乗り、ホーチミン作戦博物館にも行ってみた。
中はひっそりと静まり返っている。

1975年4月30日サイゴン解放の瞬間の写真の数々が展示されている。


館内のステンドグラスも戦時中の様子を映す


すぐ近くには動・植物公園が。

日曜日ということもあってか中は大勢のカップル&家族連れで賑わっている。
その中を歩くあやしい日本人のおっさん一人(笑)

ステージでは大音量(既に音が割れている)のベトナムポップスが流れる中、壷を回す芸人が演舞中。


子供達は子象に乗ることもできる。

子供がちょっと羨ましい(笑)

昼食を食べたあと、ケム・バクダン(という店名)にてタロ芋アイスとベトナムコーヒーにて一服。

ちなみにこのベトナムコーヒー、アルミのフィルターで落としたあと、(後で届けられる)氷の入ったグラスに熱いコーヒーを注ぎ、アイスコーヒー(ca phe da)として飲みます。

ホテルに一旦戻り小休止の後、せっかくだから、とホーチミンいちの高さを誇るサイゴン・トレード・センター(といっても30階くらいだが)のバーに行ってみることに。

夕方16時くらいだったか、雨期らしい雲が表情を変えながら動いていく、下をサイゴン川が大きく蛇行しながら雄大に流れている。


刻々と雲が流れていく


スコールが過ぎたあとには目前に虹が。

(画面中央にかすかに写っています)

夕食はベトナムで過ごす最後の夜、ということでちょっと高級なレストランに行って、ベトナムの宮廷料理、フエ料理を食した。

開店間もない時間にふらーっと入ってきた日本人一人。しかも汚い格好のおっさん。まだ暇な店員も「あやしいやつが入ってきた」と気になる様子。

英語の堪能な店員の女の子がおそるおそる話し掛けて来た後は、どんどん打ち解けて3人くらいが色々と話し掛けてくる。

日本の新幹線の話から、大阪人のマナーの話、メニューの日本語での読み方レクチャーまでさながら日本語学校のようだ(笑)

ベトナムの人々は、日本人に比べて人懐っこい感じがする。こちらが心を開けば向こうも正直にしゃべってくれる。日本人はみんな金持ちだと思っているようではあるが、私のように金持ってないおっさんもいる、ということが少しは解ってもらえたかもしれない。

すっかり食べることより、そっちの方に夢中になり、唯一撮った写真は店内の様子のみ。

その後、観光客(日本人ツアー客御一行様)が集まりだしたので、退散する。

明日は朝早い時間の便で帰らなければならない。
早く寝なければ。



この3日間、久々にかなり濃い時間を過ごした。
街に触れ、自然を感じ、過去を直視し、人と混ざる。

私の中でベトナムの存在がまた一段と大きくなった気がする。


ありがとうベトナム。また会いましょう。

Cam on Vietnam,Hen gap lai.

スポンサーサイト

  • 2012.08.20 Monday
  • -
  • 17:28
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
calendar
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< May 2017 >>
twitter
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
みんなのブログポータル JUGEM
sponsored links